今回はコナミの激ペナ2を改造して、MSXの第三の音源、SCC音源カートリッジに改造します。 |
まずは、何とかしてケースを開けます。 ケースは、ハメゴロシになっているので、なかなか開けづらいです。 あまりに開けづらいときは、パーティングライン上にカッターを当てて切っちゃいましょう! 開けたら、基板上のSCC音源ICと、ゲームROMを確認しましょう! |
ゲームROMのGNDとVCCを確認します。 この激ペナ2のROMは、28ピンなので、14番ピンがGND、28番ピンがVCCになります。 ※例えば、32ピンのROMならば、16番ピンがGND、32番ピンがVCCになります。 |
14番のGNDピンと、28番のVCCピンを跳ね上げて、基板から離します。 ピンを跳ね上げる際、カットしてしまうほうが簡単です。ただ、半田に自身がある人は、上手に半田をとってスルーホールから引き抜いていも構いません。 跳ね上げたピンは、他のどこにもショートしないように気を付けてください。 一応、これだけで、ゲームは立ち上がらなくなるので、SCC音源カートリッジとして使えます。 ただ、せっかくなので切り替えスイッチで激ペナ2も立ち上がるようにしてあげましょう! |
ROMの跳ね上げた、14番ピンと28番ピン、それぞれからハーネス線をのばします。[左の写真] ピンを抜いたスルーホール14番と、28番からも同じようにハーネス線を引き延ばしてきます。[右の写真] あとは、6Pのスイッチに、うまく切り替えられるように半田付けします。 電気的には、これで完了です! |
あとは、スイッチが取り付けられるように、ケースを加工します。上手にスイッチが設置できれば完成!! これで、SCC音源カートリッジとしても利用でき、また通常の激ペナ2としても遊ぶことができます。 |
完成! |
今回は、スナッチャーのSCCサウンドカートリッジのDRAMを増設し、64KBから128KBにします。 | |
まずは、カートリッジを開ける必要がありますが、ハメゴロシになっているので、なかなか難しいです。 矢印の位置にツメがあるので、まずは、カートリッジの下方のツメをマイナスドライバー等で、うまくこじ開けます。 次に両サイドのツメを…ここまでうまくハズせれば、上部のツメは意外と簡単に外れます。 |
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基板上のDRAM取り付け位置を確認します。あと、DRAMの取り付け方向も注意します。 ちなみに、パスコンが予め実装されているので、新たに取り付ける必要はありません。 またSDスナッチャーサウンドカートリッジの場合は、取り付けるDRAMの位置が違うだけです。 要するに、未実装のところにDRAMを実装するだけで、同じ改造が出来ます。 |
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このようにDRAMを実装したら完了です。 唯一の確認方法ですが、このサウンドカートリッジで、スナッチャー、SDスナッチャーが両方とも立ち上がれば、成功です。 ちなみに、利用できるDRAMは、64K×4Bitのものです。例えば… 東芝TMM41464AP、NEC D41464C、富士通MB81464など。 |
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ちなみに基板の裏側(半田面)にはジャンパー線があるので、DRAM増設の際に不意に外してしまわないように、気を付けましょう! |