MB−H3は、MSX2なのにVRAMが最低スペックである64KBしかありません。 ほとんどのMSX2用のソフトは、VRAM128KB以上を謳っているので使えません。それじゃMSX1.5じゃん! って諦めないためにも、VRAMを128KBに拡張します。 |
VDP(放熱版に隠れてわかりづらいですが)の右隣にVRAM用のDRAMがあります。 そこに未実装部品のR39、IC19、IC20、C19、C20の位置を確認します。 またこのとき、空きランドは半田で塞がれているので、後ほど部品を実装するので、半田吸収線等でキレイに除去しておいてください。 |
まずは、C19、C20にパスコン0.1uFを実装します。 なくても構いませんが、元に戻せるようにしておくために、IC19,IC20のDRAMの箇所に18ピンのICソケットを、 R39にもシングルソケットを実装しておきます。 |
ここでR39に抵抗33Ωと、IC19、IC20に64×4ビットのDRAM(MB81464等)を実装します。 これでハードウエアの改造は終了です。 |
この立ち上げ時の画面で、VRAMが128KBになっていれば成功です!! |