MAmi-VSIF for MSX音を出すために


MAmi-VSIF for MSX
※MSX本体側(VGM_MSX.ROM)のセットアップ
※ここではFDDからの起動を説明します。
(1)必要ソフトのダウンロード
・MSX側ドライバーソフト&PC側ソフトのMAmidiMEmoをダウンロード
・MSX側ドライバーVGM_MSX.ROMを実行するためのソフトNGLOAD.ZIPにがさんのHPからダウンロード
(2)起動ディスクの作製
・2DDフォーマットした3.5インチディスクを用意して、以下のようにMSX側の起動ディスクを作製してください。
※MSX-DOS環境が必要です。

※ハマりポイント MSX実機とWindowsでは"_(アンダーバー)"の取り扱いが違うらしく、後にNGLOADするときに、元のファイル名"VGM_MSX.ROM"では、ファイルリードエラーが発生する場合があります。
なので、予め"VGMMSX.ROM"のように、"_(アンダーバー)"なしのファイル名にリネームしてください。
(3)「MAmi-VSIF for MSX」の準備
・「MAmi-VSIF for MSX」のD-SUB9PをJoyportと接続し、USB Type-Cケーブルを使ってPCと接続してください。

・うまく認識されるとWindows側は、このようにFTDIドライバーが割り当てられ、USB Serial Portとしてデバイスマネージャ上で認識されます。

(4)MSX側ドライバ「VGM_MSX.ROM"の起動
・作製した起動ディスクをMSX実機に挿入し、MSX-DOSで起動させます。※MSX−DOSシステムが必要です。
・起動したら、NGLOAD VGMMSX.ROMと入力してリターンキーで実行してください。
※"VGM_MSX.ROM"を"VGMMSX.ROM"にリネームした状態で実行しています。

起動すると...

※この画面が出たらMSX側は、成功です!


※MAmidiMEmoのセットアップ まずは、MAmidiMEmoを実行してください。
MAmidiMEmoのダウンロードはこちら
※MAmidiMEmoを実行するとWindowsファイヤーウォールが、アプリケーションのインターネットアクセス権限の許可を求めてくるが、「不許可」でも、問題なし。
(1)音源をセットアップする
MAmidiMEmoフォルダ下のSampleフォルダ中の"YM2413_GM(Custom Only).MAmi"をセットアップする。


これで、とりあえずPCから音が鳴ることを確認する。
※MIDI-INポートを設定し、MIDI-INポートにMIDIキーボートをつないでいると、MIDIキーボードを弾いても音が鳴る。

(2)”MAmidiMEmo”と”MAmi-VSIF for MSX”を結びつける
◎ポートIDの設定
ここで音源を選ぶと、右側に設定項目が表示されるので、そこで「Portid」を選び、
デバイスマネージャから、FTDI(USB serial)のポートを確認し、それを設定す。

※ハマりポイント 他のネット情報だと、「デバイスマネージャのcomナンバーと、Portidのナンバーを合わせる。」とあるが、
私の環境では、デバイスマネージャでは「com4」で認識されているが、"MAmidiMEmo"では、「No.1」を設定しないと、認識されなかった。


◎「SoundEngine」の設定。※CurrentSoundEngineも同時設定。
「Portid」下の「SoundEngine」で、”Software”となっているところクリックし、選択メニューを開き、"Real (VSIF MSX(FTDI))"を選択する。
※Portidの設定が正しければ、自動的に「CurrentSoundEngine」も"Real (VSIF MSX(FTDI))"に設定されます。

MAmidiMEmoのマニュアルはこちら


※MIDIポートへのアサイン
(1)必要ソフトのダウンロード
このページから loopMIDIをダウンロードしてください。
・loopMIDIをインストールし起動したら、ウィンドウ左下の「+」を押して、新しいバーチャルMIDIポートを作成してください。


(2)"MAmidiMEmo"の設定
MAmidiMEmoウィンドウの左上のほうにある「MIDI IN A」もしくは、「IN B」のメニューを開き、 先ほどloopMIDIでつくった、バーチャルMIDIポート”loopMIDI Port”を選び設定します。


(3)シーケンスソフトの設定※SingeSongWeriteを例にしています。
シーケンスソフトのMIDIポートの設定でMIDIアウトポートの設定を 先だってloopMIDIでつくった、バーチャルMIDIポート"loopMIDI Port"を選び設定します。

※今回利用した音源ファイル"YM2413_GM(Custom Only).MAmi"では、16チャンネルすべてにYM2413がアサインされ、 チャンネル10は、ドラムトラックに設定されています。
 なので、チャンネル10を鳴らすと、ドラム音が鳴ります。例えば、C2で、キックドラムの音が鳴ります。




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